【注意!】日本ワインと国産ワインを間違えないで!

※本ブログの情報は一般社団法人日本ソムリエ協会が発行している「日本ソムリエ協会教本」をもとにしています。

はじめに

本ブログでは、普段ワインを飲まない方が楽しく飲めるきっかけになるような情報を発信していきたいと思います。

 

本日は、よく混同される「日本ワイン」と「国産ワイン」の違いについてご紹介したいと思います。ワインを普段飲まない方は、「一緒でしょ?」と思う方も多いかもしれません。これら2つのワインは「似て非なるもの」ですので注意しましょう。
本記事にて違いを詳しく解説していきたいと思います。

 

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「国産ワイン」ってどんなワイン?

 

「国産ワイン」って響きとしては非常に良いですよね。しかし注意が必要です。正確には「国産ワイン」の名称は「国内製造ワイン」です。実は、「海外のブドウや濃縮果汁を輸入して、日本国内で製造したワイン」であっても「国産ワイン」として名乗る事が許されます。

 

つまり、100%海外のブドウでできた濃縮果汁だけ持ってきて日本で造りさえすれば「国産ワイン」なわけです。もちろんこの濃縮果汁は高品質なブドウから造られているわけではないため、美味しくはありません。

 

見分けるポイントは、エチケット(ラベル)に「濃縮果汁使用」や「輸入ワイン使用」という表記が義務付けられているため、ラベルをしっかり確認しましょう。また、品種や原産地などの表示もできませんので、書かれておりません。上記の点を参考にして、良いワインを選ぶようにしてくださいね。

 

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「日本ワイン」ってどんなワイン?

 

一方、「日本ワイン」ですが、ややこしいことに分類上は「国産ワイン(国内製造ワイン)」に含まれます。しかしながら、こちらはさらに条件が厳しく、「国内産のブドウを100%使用したワイン」しか名乗ることを許されていません。また、ブドウ産地や品種の表示も可能です。

 

こちらは正真正銘、日本で育てられたブドウから生産されたワインですので、輸入果汁などは使用されておりません。また、品種や収穫年は85%以上その品種や収穫年のブドウを使用していると名乗ることができます。

 

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国内メーカーの「日本ワイン」の考え方

 

日本はワイン後進国な事もあり、「ワインのラベル表示を規定する法制度」が整ったのは2015年10月の事でした。この制度の施行が2018年10月30日からという事もあって、国内の大手酒類メーカーが2018年頃から「日本ワイン」生産拡大に乗り出しています。

 

これまで、濃縮果汁ワインを大量に生産・販売していた国内メーカーも、「国産ワイン」として売り出しにくくなっている事もあるでしょう。国内のブドウ畑を購入して、本格的に「日本ワイン」の生産拡大を目指しているようですね。日本には小規模ながらも高品質のワインを販売する生産者が多いですので、今後の「日本ワイン」の生産拡大によって、日本でのワイン普及に期待したいところです。

 

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最後に

 

「国産ワイン」は輸入果汁使用が認めれており、国産ワインの中でも「日本ワイン」は国産ブドウ100%で造られたものしか名乗ることが許されないとご理解いただけたと思います。また、「日本ワイン」は規定をクリアすれば品種・生産地・収穫年の記載も可能です。

 

今後、日本のワインを選ぶときはラベルの表示をしっかりと確認しましょう。ラベル表示を確認するだけでワイン選びが変わってくるかと思います。是非とも自分好みの「日本ワイン」を探してみましょう。

 

・輸入果汁を使用したものでも「国産ワイン」と名乗ることが認められている。
・「日本ワイン」は国産ブドウ100%使用であり、条件によって「品種・収穫年・生産地」の記載も可能である。

 

 

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