【ソムリエ・ワインエキスパート試験/対策問題】第72回:焼酎

※本ブログの問題は一般社団法人日本ソムリエ協会が発行している「日本ソムリエ協会教本(2020)」をもとにしています。

ソムリエ・ワインエキスパート試験対策

 

本記事では、ソムリエ・ワインエキスパート試験にて出題されそうな問題について小テスト形式でご紹介します。何度も問題を繰り返すことで、身についていくと思いますので、コツコツと一つずつクリアしていきましょう。また、選択肢に表示されている単語で、知らない単語などがあればそちらもチェックしておきましょう。

 

今回は焼酎です。日本酒と比較してもボリュームは多くありませんので、ここは確実にクリアしていきましょう。

 

焼酎とは

連続式蒸留焼酎と単式蒸留焼酎

 

焼酎は所定の原料を発酵させ、蒸留した酒で以下のいずれかに当てはまります。ちなみに、ウイスキー、ウォッカ、ラム、ジンなどに該当しないと定義されています。

A:連続式蒸留機で蒸留、アルコール分36度未満 ⇒「連続式蒸留焼酎」=「焼酎甲類」=「ホワイトリカー①」

B:単式蒸留機で蒸留、アルコール分45度以下 ⇒「単式蒸留焼酎」=「焼酎乙類」=「ホワイトリカー②」

 

なお、両者を混合したものを「混和焼酎」と呼びます。

 

本格焼酎(単式蒸留焼酎)

 

分類によって単式蒸留焼酎が連続式蒸留焼酎よりも劣るという誤解を招くという懸念から、単式蒸留焼酎には「本格焼酎」という名称が基準化されました。ただ、全ての単式蒸留焼酎が本格焼酎というわけでなく、「指定の原料」と麹を使用し、水以外の添加物を一切加えないことが条件です。指定の原料とは穀類、芋類、清酒粕、黒糖の4品目と、政令で定める物品49品目(栗、にんじん、ごまなど)が該当します。

 

常圧蒸留と減圧蒸留(単式蒸留)

 

単式蒸留には以下の2種類の蒸留方法があります。

常圧蒸留

外気と変わらない圧力で蒸留、85~95℃まで温度を上げる、芳醇で豊かな味わい

減圧蒸留

蒸留機内の圧力を下げて蒸留、45~55℃程度で沸騰する、軽快で華やかな香りと淡麗でソフトな飲み口

 

 

焼酎の地理的表示

 

1995年に「壱岐」「球磨」「琉球」、2005年に「薩摩」が蒸留酒の区部で酒類の地理的表示(GI)の指定を得ています。

 

壱岐焼酎 (長崎県壱岐市)

壱岐焼酎は米麴1/3、大麦2/3の比率で、単式蒸留からつくられる麦焼酎です。

 

球磨焼酎 (熊本県球磨郡・人吉市)

球磨焼酎は米(ジャポニカ種)100%を原料とし、単式蒸留からつくられる米焼酎です。

 

琉球泡盛(沖縄県)

タイ米(インディカ種)を使用、黒麹菌を用いた全麹仕込みで醸し、単式蒸留でつくられる焼酎です。黒麹菌は醪でクエン酸を大量に算出することで雑菌の繁殖を抑えます。※ちなみに、日本酒造りでは黄麹菌、芋焼酎では白麹菌が主流です。

また、泡盛では3年以上熟成したものに限り「古酒(クース)」の表示が可能です。

 

薩摩焼酎(鹿児島県[奄美市、大島郡を除く])

米麴或いは鹿児島県産サツマイモを用いた芋麹と、鹿児島県産のサツマイモと水が原料の醪を用いて、単式蒸留でつくられる芋焼酎です。サツマイモはコガネセンガン(黄金千貫)など様々な品種が用いられます。

ちなみに、県内で産地から除外される奄美市と大島郡では「奄美黒糖焼酎」の産地となっています。

 

 

第72回小テスト:焼酎

 

第72回:焼酎

第72回:焼酎

 

最後に

 

焼酎についてはそこまで覚える事は多くないかと思います。日本酒と焼酎については近年出題される事の多い部分ですので、取りこぼしの無いように問題を解きながら一つずつ確実にしていきましょう。

 

 

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