【ソムリエ・ワインエキスパート試験/対策問題】第9回:フランス・アルザス地方

※本ブログの問題は一般社団法人日本ソムリエ協会が発行している「日本ソムリエ協会教本(2018)」をもとにしています。最新の情報は最新のソムリエ教本をご確認ください。

ソムリエ・ワインエキスパート試験対策

 

本記事では、ソムリエ・ワインエキスパート試験にて出題されそうな問題について小テスト形式でご紹介します。何度も問題を繰り返すことで、身についていくと思いますので、コツコツと一つずつクリアしていきましょう。また、選択肢に表示されている単語で、知らない単語などがあればそちらもチェックしておきましょう。

 

今回はアルザス地方です。フランスでも北部に位置し、白ワインの名産地です。ソムリエ・ワインエキスパート試験には1,2問出題されるかどうかなんですが、おさえるところはおさえておきましょう。

 

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アルザス地方の概要

 

アルザスはフランスの北東部(ドイツとの国境)に位置した地域です。それだけで「寒い地域だから白ワインが多いのかな」とイメージできるかもしれません。実際9割が白ワインなんです。

 

ヴォージュ山脈の東に位置した地域で、ヴォージュ山脈とライン川にはさまれています。そのおかげで比較的雨の少ない地域です。

 

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アルザス地方の出題ポイント

 

アルザスに関しては要点をおさえて、細かい部分は出たら諦めるぐらいでいいのではないかと考えています。試験に出題されやすいポイントは以下の2点かなと思います。

 

アルザスグラン・クリュの概要と例外だけを覚える

甘口ワインの規定(残糖量)を覚える

 

余裕のない方は、アルザスグランクリュの例外ぐらいを覚えて、2点目の残糖量に関しても覚えなくてもいいかもしれません。この辺りは個人の勉強量と試験までの期間で判断しましょう。

 

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アルザスとヴァン・ダルザス(白・赤・ロゼ)

 

アルザスのほぼ全域を包括するAOCです。白・赤・ロゼが認められています。アルザスでは多くの場合、ワインは単一の品種から醸造されることが多く、その場合ラベル上にはブドウ品種名が表記されます。

 

一定の条件を満たした場合、リュー・ディという区画名を表記することができます。その場合は、アルザスおよびヴァン・ダルザスよりも厳しく、ピノ・グリとピノ・ノワールは手摘みに限られます。

 

また、複数の白品種を混醸またはアッサンブラージュしたワインを「エデルツヴィッケール」と表記することができます。さらに、高貴品種のリースリング、ミュスカ、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネールを50%使用したものは「ジャンティ」と表記することが可能です。ジャンティは混醸は認められていません。

 

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アルザス・グラン・クリュ(白)

 

51のリュー・ディ(区画)がグラン・クリュとして認められています。この51のリュー・ディにおいて、特定の条件で造られた白ワインは、アルザス・グラン・クリュを名乗ることができます。

 

原則として、高貴品種であるリースリング、ミュスカ、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネールの4品種を使用します。(ここは試験頻出ポイントです。)

 

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アルザスグラン・クリュの例外

 

なお、例外のグラン・クリュが3つあります。

(例外1)アルテンベルグ・ド・ベルガイム、(例外2)ケフェルコップフ

ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、リースリングのいずれかを単一で醸造するか、もしくは、特定の品種(覚えなくていいと思いますが・・)の混醸が認められています。つまり、ミュスカの単一醸造ではダメだということですね。

 

(例外3)ゾッツェンベルグ

リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、シルヴァネールのいずれかを単一で醸造したワインが認められています。つまり、ミュスカの代わりにシルヴァネールが認められているわけです。

 

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甘口ワインの残糖量規定

 

また、一定の条件を満たしたワイン甘口ワインに「ヴァンダンジュ・タルティーヴ」や「セレクシオン・ド・グラン・ノーブル」と表記することができます。

 

ルールは以下の通りです。

①収穫は手摘みに限られる

②ブドウ品種は、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカの4品種に限られる

③少なくとも収穫翌年の6月1日まで熟成しなければならない

④収穫時に以下の果汁糖度を満たしている必要があり、補糖は認められていない

ヴァンダンジュ・タルティーヴ」の最低果汁糖度

・ゲヴェルツトラミネール、ピノグリ: 270 g/L 以上

・ミュスカとリースリング: 244 g/L 以上

 

セレクシオン・ド・グラン・ノーブル」の最低果汁糖度

・ゲヴェルツトラミネール、ピノグリ: 306 g/L 以上

・ミュスカとリースリング: 276 g/L 以上

 

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第9回小テスト:アルザス地方

 

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第9回:フランス・アルザス地方

第9回:フランス・アルザス地方

 

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最後に

 

アルザスといえば白ワインですが、アルザスグラン・クリュをしっかり勉強していれば、日本でもアルザスのお気に入り白ワインを見つけることができるかもしれませんね。

 

この辺りはサクッと終わらせて余裕があれば戻ってきましょう。なお、情報は常に変化しますので、精確な値などは、ソムリエ教本の最新版を確認するようにお願い致します。

 

(参考)ソムリエフォーフリー:アルザス

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